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常に進化が求められる
ディスコマニュファクチャリングのものづくり

ディスコマニュファクチャリングはいわゆる「製造子会社」と呼ばれる位置づけの会社で、親会社である(株)ディスコの製品製造を担います。

主力製品である「精密加工装置」の組み立ては、大量生産品にみられる「ライン生産」ではなく、1人または少人数のユニットで、組み立てから完成までをおこなう「セル生産」方式となります。また、ディスコの製品は顧客の要望を踏まえた「特殊仕様」が大半を占めているため、仕様に応じた最適な製造方法を都度検討します。

また、顧客である半導体メーカーの技術の進歩がはやいことも大きな特徴で、要望に迅速に応えるべく、製品自体やそのつくり方を、製造の側面から進化させていく必要もあります。

ディスコマニュファクチャリングで製造された製品で
つくられる半導体の将来性

ディスコマニュファクチャリングで製造された製品は半導体製造に用いられ、その半導体はスマホやPC、交通インフラ、医療機器、個人認証システムなど、幅広い領域で用いられています。

左図は半導体市場のボリュームの推移を表現しています。X軸は半導体の用途で、黒電話からスマートフォン、白熱電球からLED電球など、幅広い製品の進化が半導体の応用によりなされています。Y軸は使用人口で、例えば2005年時点での世界のPC普及率は約27%でしたが2019年では約50%に増加しており、さらなる普及の余地がある上、人口増による需要増加も見込めます。Z軸は世界景気です。

この軸は好不況により上下動しますが、底面(X軸、Y軸)の拡大が継続することで、中長期的には安定的な成長を続けています。